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課題意識

国内就活の早期化・長期化は深刻化しており、学業はもちろん、部活、サークル、アルバイトなど、多くの大学生が本来熱中したいことに十分な時間を注げておりません。1年以上を就活に時間を使うあまり、いわゆる「ガクチカ」自体が就活そのものになりかねない状況です。その結果、「在学中、熱中できることに没頭していた学生が不幸なファーストキャリアを歩む」という本末転倒なことが起きています。一方、「情勢を読めない大学生個人の責任だ」として社会が無意識に切り捨ててしまい、大学生はもちろん、採用企業にとっても採用ミスマッチが生じる原因の一つとなっており、社会全体の課題と認識しております。

ローンチ背景

就活で最も時間を使うのが「面接対策」です。ビジネスの現場でも最初は自分の模範となる上司をまず「真似る」ことが上達の秘訣であるにも関わらず、就活の現場では模範となりうる実践的な面接サービスがありません。各社の面接雰囲気そのものだけではなく、多くの企業で合否理由すらも従来よりブラックボックス化しております。100人以上の就活生にヒアリングし、単なる就活の情報戦に貴重な学生生活に費やすのではなく、自分のキャリアに向き合うことに時間を使うべきであり、学生自身がそれを強く求めていると確信しました。キャリアに関する「音声」を集め、先輩が後輩に引き継ぐ仕組みづくりを担うサービスとしてVoice Careerの構想が生まれました。

サービスの特徴

先輩から投稿された本番面接(GD・ケース面接含む)やOBOG訪問などの音声データを自由に聞くことができます。倍速視聴、目次機能、バックグラウンド再生にも対応し、忙しい学生でもタイパよく使うことができるように機能を改善しました。

面接については、合格・不合格の両方を掲載しており、就活生自身で合否分析ができるようにしております。OBOG訪問については、「人脈がない」「OBOG訪問アプリで承認されない」「忙しく時間がない」などの課題があり大変支持されております。社会人側も「毎回同じ話を違う大学生にするのが億劫で継続できない」という課題を抱えており、双方の課題解決に貢献できております。

また、音声の性質上「一次情報」であることも大きな特徴です。昨今は生成AIの普及によって、特に文字コンテンツはより大量に量産できる時代になり、信用できるとされていた口コミメディアなどでも、フェイク情報が大量に投稿・生産されているといった事態も起きており、今後文字コンテンツの信用度は一定下がっていくと考えます。当サービスは、運営側で操作しようの無い「嘘偽りの無い」情報のみを取り扱っており、企業-就活生双方の正しい意思決定に寄与するものと確信しております。

サービスの方針

就活生と採用企業のプライバシーを十分に考慮し、弊社にて匿名加工(※)された音声のみを掲載しております。また就活生及び採用企業双方のためにならないと判断した音声については掲載を差し止める方針です。

※ボイスチェンジ、音声カット、自主規制音の挿入など

就活生の声

・面接の雰囲気はもちろん、志望企業に合格した先輩がどんな話し方をしているのか非常に参考になる。

・面接が苦手だが相談できる人が周りにおらず不安だった。ボイキャリがあれば1人でも面接のスキルアップができる。

・大好きな部活で忙しく、就活との両立に悩んでいた中、ボイスキャリアを知った。自分が何をやりたいかといったキャリアに向き合う時間に割くことができるようになったと思います。

・画期的なサービスだと思う。情報が客観的なので信頼できる。

・ボイキャリに出会うまではなんで面接に落ちるのかわからず困っていたが、合格した先輩の音声を聞いて自分のウィークポイントがわかり、改善に繋げられた。

新卒採用企業に向けて

採用活動における、あらゆるブラックボックス化の解消は急務です。従来の採用活動は、企業が求職者に「情報格差」をつけて選考し採用する手法が主流でした。一方、人手不足(売り手市場)、人材流動性が高まった(≒転職しやすい)現代において、企業-求職者間の入社前後にギャップを生むことは「致命的な行為」であり、求職者は簡単に退職します。特に大学生は社会人経験が無いからこそ、情報格差や情報認識齟齬が発生しやすいです。今後は「ギャップのない採用活動の構築」が主流となり、採用企業-求職者双方における成功に繋がります。